2007/11/29

携帯復活しました

すみません。携帯復活しました〜
電話・メールともに通常どおり受信できます。

お手数おかけしました!

2007/11/27

お召が着たい

アンティークのキモノに興味を持ち始め、いろいろ見ていくうちに、圧倒的に縮緬を好きになり、銘仙などの紬類、お召はあまり着なかったのですが、ここのところ、ものすごく心惹かれるのがお召。
絹ものなのにじゃりっとした感触があり、しっかりとした厚みがある、大変頼れるお召なのですが、やわらかものに取り憑かれていた私の気持ちは、その頼り甲斐ある質感よりも、脆く儚げな方へと向かうばかりで、あまり着ないままになっていました。

アンティークのキモノ相場では、お召は比較的手頃な部類のようですが、幸田文『きもの』や谷崎潤一郎『痴人の愛』を読んでいると、どうもお召は錦紗と同様とても高価な生地のようです。
織りのキモノ故限定された柄ゆきのせいか、それともあのピンと突っ張ったような質感のせいか、かわいそうなような気もします。

今年の9月、薄い紫色の単衣のお召を着てみて、錦紗とも違うけど、銘仙よりも着心地が抜群によく感じられ、妙なほどにしっくりきて、すっかり魅せられてしまいました。
こう、張りのある布なのに、肩から腕にかけてだらりとした確かな重みがあり、決して体の線を離れない感じ、その感じが新鮮だったのかもしれません。

錦紗もお召もどちらも美しく色っぽいのですが、錦紗の艶が優雅でとろりと柔らかなのに比べ、お召のそれは逞しく健康的、そんな感じがします。

錦紗のその手触りはたまらないほど好きですが、薄手な分、消耗している布は消耗しきっているのが常で、美しい色柄のものに出会っても薄くなってしまっているものが多く、布に余力が残っている錦紗にはなかなか出会うことがありません。

お召にもいろいろあるようで、「お召縮緬」と呼ばれるような、はっきりとしたしぼとお召特有の色っぽい艶がしっかりあるものがいい!
ピンとした張りの中にもどこか感じさせられる絹のしなやかな感触、そんなお召。
裏にも紅絹をちゃんと使っているような、当時高かったであろうお召がいいなぁと、また贅沢なことを考えています。

先日、たけしが出ている「点と線」をちらっと見たのですが、時代は昭和30年代前半、着物姿の女性がふんだんに出ていて、道を行き交う女性のお召姿がとても印象的でした。

お召が着たいなぁと最近つくづく思います。

2007/11/26

秋の色留袖



羽織のエレガントな畳み方講習会

というのはウソで、今日はくれまちさんと一緒にマクロビカフェでランチ&紫織庵の展示会に行ってきました。
「マクロビ」という名がついていますが、ストイックさを感じるどころか、純粋においしい店に食べに来たよ!というおいしさでした。そしておなかいっぱい!

紫織庵の布地は初めて見たのですが、「復刻」というもの=ポリと勝手に勘違いしていた私は、真新しい絹の反物を見てしばし感動。
感動しているうちに、久しぶりに禁断のキモノや見物がしたくなり銀座アンティークモールへ。

アンティークモールには、さらささんを始め、まだまだかわいいキモノがたくさんあり、ほっとする思いでした。
あれもこれも欲しいのに、どれもこれも買えないこの哀しさよ・・・!
でも、久しぶりにいろんな布を見ることができて大変幸せでした。

帰りに、ちょっとお茶をしたのですが、私たちが席につくや否や、隣のおばさまがチラチラとこちらを気にされている模様。
私は、最初の時点からその動向が気になっていたのですが、いざ、じゃあ写真を撮ろうということになったその時!ついにおばさまが口火を切ったのです。

どうやら、私たちの着方や、羽織の畳み方が気になっていたとのこと。
それもその筈です。
私は、着ていた切りビロードの道行きを乱暴に脱ぎ捨て、ぐるぐる巻きにして適当にほっぽっておいたのですから無理もありません。
しかし、いろいろ見てはしゃぎ、若干疲弊していた私は、ちょっと面倒くさいなぁと思いつつ、「こういったことは、わたしたちの世代が教えていくしかない」というある種の責任を感じているらしいおばさまのことばにも一理あるのか、と思いとどまり、素直にエレガントな羽織の脱ぎ方を教えてもらいました。
下はその復習に勤しむ私をくれまちさんが激写してくれた模様。で、できない・・・



店に入り、向かい合った人と和やかに会話を楽しみつつ、するりと袖を片方ずつ脱ぎ、はたりと小さく折り畳んでおくさまは何ともエレガントなことでしょう。



画像だと色味がわかりづらいですが、とってもきれいな淡いすみれ色のキモノにシックな刺繍の帯のくれまちさん。

ミニブール



寒くなり、1次発酵に時間がかかるようで、丸2日間くらいかけて発酵させたミニブール。
なぜミニなのかというと、この半分は、ピザにしてみたのですよ。
アホな私は、味つけを一切していないプレーンのトマトソースを塗って、モッツァレラチーズをのせ、バジルを散らし、焼いてしまいました。もちろん無味。
でも、家ピザ悪くないです。
生ハムとルッコラたっぷりのピザがやりたいものです。

うちの小さなオーブンだと、どうしてもてっぺんのみ焦げるので、今回低温(180℃)でじっくり焼き、仕上げの10分くらいを220℃くらいまで上げ、焦げ防止にアルミホイルをかぶせて焼いてみました。
いい感じにまんべんなく色がついてくれました。

2007/11/23

携帯紛失にともなうご連絡!!

携帯のアドレスにメールを下さった方、いらっしゃったらご連絡です。
電話をなくしてしまったので、受信できていない状況です。
ご迷惑をお掛けし大変恐縮ですが、もし急ぎの用件などありましたら、PCのアドレスへ送っていただければ幸いです。
PCのアドレスがわからない場合は、このブログからメッセージをお願いいたします。
その際はお手数ですが、必ず、返信先のアドレスをご記入ください。
(そうしないと返信できないのです~)

よろしくお願いいたします!

メロンパン



起こした時から元気いっぱいのレーズン種を使って、ミルクやバター、たまごが入ったリッチな生地のパンを初めて作ってみました。
重たい生地だったためか、ふんわり感がいまいち思いどおりにならなかったような。。
1次発酵にもうんとこさ時間がかかりました!(もしかしたら24時間くらいかかったかも?!)



これは模様?をつけたバージョンのもの
2次発酵も常温で3時間くらい待ちました。
メロンパンは上にバター多めのクッキー生地が乗っているので、オーブンの発酵機能を使うとでろっとしてしまうので難しい!
メロンパンがすきというウワサの甥っ子くんがいる兄宅に送ってあげました。
今回はなぜか初っ端からイベンティーなパンを送ってしまいましたが、今度は普通のも送ってあげましょう。フフフ・・・

2007/11/22

くるみのパン



いつもとほぼ同じレシピで作りましたが、今回初めて酸っぱいパンができてしまった!
でも、とても香りがよく、まるでライ麦パンのような風味・・・
車に乗せて運んだのですが、車中が、おいしいパンのにおいでいっぱいになるほどです。

今回の酸味は、発酵のピークを過ぎた中種を使ったことが原因だと思われます。

しかし中種の元気がなかったのかもしれませんが、うんとこさ膨らみました。
いや、これは中種が元気なかった訳ではなくて、中種の中で、酵母とともに乳酸菌が育ってしまっていたのかも??

天然酵母でつくるスコーン



ベーキングパウダーを使わない、自家製酵母を使ったお菓子を作ってみたくて、ネット上で紹介されていたレシピでスコーンを作ってみました。

■ メモ


薄力粉 250g
塩   1g
砂糖  15g    
バター 90g
卵   1/2個
牛乳  10g
種   85g

※ まず最初に種を作ります。
  薄力粉25g、酵母エキス25gを混ぜて、2、3倍に膨れるのを待ちます。


1、ボウルに、薄力粉、塩、砂糖を入れ混ぜる。

2、冷蔵庫から出したてのバターを1cm角に切って1に加え、指でつぶしながら粉となじませる。

3、頃合いを見て、卵、牛乳、種を混ぜて冷やしておいたものを加え、まとめる。

4、ラップでぴっちり包み、冷蔵庫へ入れ、1日~4日発酵させる。

5、210度のオーブンで15〜30分(焼き色を見ながら)焼く。

いつもベーキングパウダーを使って作っていたレシピより、塩気が少なかったけど、ざっくりと味わい深くてこっちの方が好きかもしれません。

2007/11/19

ある日曜日



上野散策。
芸大付近の通りが何とも趣深いです。

竹の紋錦紗のキモノを久しぶりに着ました。

2007/11/18

武相荘へ























みーこさんと一緒に町田にある武相荘へ行ってきました。

みーこさんは、暈しが何ともはかなげに美しい紋錦紗のキモノ。
光線の具合によって、竹の地紋が波打つように浮き出ます。
暈しが入ったキモノは、遠目に見るとまた吸い寄せられるような魅力がありますな。

私は、立涌に蔦の錦紗のキモノ。
キモノの蔦の葉が落ち葉模様の風景にすんなりとけ込むまさに秋のためのキモノです。
この季節に着られて本当にうれしい。

秋を満喫した一日で、「いやー秋だねぇ!」「いやーイイネ!!」こればかり連発していました。
いや〜、本当に秋ですな。

2007/11/16

ソフトベーグル





今回も4つの成形にしました。
今回のレシピだと、生地に水分が少なく、かったーい!!
捏ねるのも一苦労です。
薄力粉が入っているからなのか、この硬さ、一生懸命捏ねてみてもいっこうに膜なんぞできる気配なし。
なにしろ腕が痛くなるほどの硬さです。

この間のベーグルの翌日の食感がちょいと固めに感じられたので、今回は柔らかいタイプにしたい!とレシピを変えてみました。
そして、2次発酵の時間も普通のパンと同程度にとってみることに。

そうしたら膨らむ膨らむ!
今回、出来たてのレーズン酵母を使ってみたのですが、とにかく元気のよい酵母らしく、中種の時点であれよあれよと言う間に3倍の高さになったりしていたので、酵母が元気なせいかもしれません。
2次発酵の時点でいい感じにぷーっとなります。
ただ、茹での間、この間よりなんだかシワシワしているような気が・・・
でも焼いてる間、きっとしわも伸びてくれるだろうと気にせずいたら、今回はしわが若干残った仕上がりに・・・

しかし、焼き上がりを手に取った瞬間、このベーグルは柔らかいということを感じさせられるような柔らかさがあります。
いいかも!と慌てて切ってみたら、パリっとした皮、その後すぐさまふんわり〜
食べてみると、程よいもちっと感もあり!
何はともあれ、とにかく柔らかいのです。
この間のよりおいしいみたいです。
次回のテーマは「しわをなくす」、これにしよう。

ちょっとおかてふちゃんのベーグルに近付けたような気がしました。うれしい・・・!
きっと私は柔らかいタイプのベーグルを望んでいたんだ、と確信したのでした。

明日までこのおいしさが持ちますように!

■ メモ 

強力粉 200g
薄力粉  50g
パン種 100g(レーズン種)
はちみつ 大さじ1
塩 小さじ1/2
水 100cc(うち50ccくらいは、酵母液にしました)

1次発酵 10時間程度(室温)
ベンチタイム 一晩冷蔵庫で待機させました
2次発酵 1時間30分(オーブン発酵機能使用)
ケトリング 片面40〜50秒程度
焼成 200℃ 15分→220℃ 5分

2007/11/12

カランツとくるみのパン



カランツとくるみが入ったパンを焼きました。
今回は、起こしたての紅玉の酵母を使っています。
ふたつには、亜麻の実をつけてみました。



ちょっと片寄っています。(かなり?)

■ メモ 

強力粉 250g
パン種 90g(本当は100g欲しかったが足りなかった)
三河みりん 大さじ1/2(酵母液が甘かろうと減らしました)
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1
水 130cc(今回は全て酵母液にしてしまいました)

1次発酵 17時間程度?
ベンチタイム 20分
2次発酵 1時間30分程度
焼成 210℃ 20分

2007/11/11

秋のお茶会





本当は野点の予定だったのですが、天候が思わしくないため、屋内で。
紐と竹のキモノに、さがら刺繍の帯を合わせました。
袂の長いキモノでのお点前はちょっとどきどきします。

2007/11/09

秋のお食事会

くれまちさんとみーこさんと一緒に黒茶屋へいってきました。
秋の五日市はほんのり色づいて、空気が冴え冴えとしていました。

初めての組み合わせでのお食事会でしたが、本当に!楽しかった!!













私は、格子のキモノ(たぶんお召)に更紗の帯。 
このキモノ、八掛がすみれ色なのですよ。
同じ色の帯揚げを合わせました。



みーこさんは、黒のキモノに縞の帯でキリッとしつつ、ところどころのピンクがかわいい、見事なバランス。
相変わらずかなりハイレベルのおしゃれな着こなしだ。
そしてさらにつるりんとなった甘栗みたいなこの髪型!!!!!
会う度いつもなでなでしたくなってしまうのです。。。

くれまちさんは、紗綾形の地紋が美しく折り込まれた、もみじの着物。うーーん!美しい・・・
年月を重ねた古い家の壁や柱の色に溶け込むように馴染むキモノです。
何といっても、ふっくらと贅沢に刺繍されたもみじの帯が、ため息ものです。ふえ〜〜〜

あー、やっぱり格子じゃなくて、錦紗の秋キモノにすればよかったかも〜なんて思いました。

平日の黒茶屋は空いていて、個室で存分にのんびりした後、よっしゃパぺるか、と車で八王子へ移動。
事あるごとに行きたくなるパペルブルグなのです。
天井が高い店内に、人々の声が静かに響く、すてきな空間です。
いろんなことをたくさんお話してきました。

本当に本当に楽しいひとときでした。

格子キモノに更紗帯



格子や水玉のキモノがめっぽう似合わないワタシ。
トリトユキさんでみんなに励まされながら買ってみたものの、やっぱりかわいく着られない!!

すっきり大人っぽい更紗の帯に、おしゃれな雰囲気のデコ半襟、さらに、かわいいフラワーバスケットの帯留めを合わせ、ひたすら地味を回避してみましたが、うーむ・・・

こんなチャレンジャーないで立ちでお食事会に臨みます。

2007/11/08

ベーグル!!焼けたよ!!!



以前、友達のおかてふちゃんに送ってもらった手作りのベーグルを食べた時、ベーグルってこんなにおいしんだ・・・!といたく感動し、ベーグルが大好きになりました。
ただ、売っているベーグルで、あれ程おいしいベーグルは、ない!

今回、くれまちさんの影響を受け、憧れの自家製天然酵母パンづくりを始めた私ですが、自家製天然酵母でベーグルが焼けました!!!

こんな夜中ですが感動!!
おいしい!!!

熱がまんべんなく回るオーブンが欲しいなぁ。
うちのは如何せん小さいので、どうしても上が焦げます。
でも、皮はパリッと、中はもちっと、いい噛み応え・・・むーーー

■ メモ 

強力粉 250g
パン種 100g
三河みりん 大さじ1
塩 小さじ1
水 130cc(うち70ccくらいは、酵母液にしました)

1次発酵 12時間程度
ベンチタイム 20分
2次発酵 40分
ケトリング 片面1分
焼成 210℃ 20分

(本当は6つできるレシピだったのですが4つにして少し大きめのベーグルに)

2007/11/05

世界遺産 五箇山・白川郷など



にしくんの両親と、五箇山、白川郷などへ旅行に行ってきました。
↑にしくん



土産物屋の店先に並ぶ、色鮮やかな赤かぶ。