2007/11/26

羽織のエレガントな畳み方講習会

というのはウソで、今日はくれまちさんと一緒にマクロビカフェでランチ&紫織庵の展示会に行ってきました。
「マクロビ」という名がついていますが、ストイックさを感じるどころか、純粋においしい店に食べに来たよ!というおいしさでした。そしておなかいっぱい!

紫織庵の布地は初めて見たのですが、「復刻」というもの=ポリと勝手に勘違いしていた私は、真新しい絹の反物を見てしばし感動。
感動しているうちに、久しぶりに禁断のキモノや見物がしたくなり銀座アンティークモールへ。

アンティークモールには、さらささんを始め、まだまだかわいいキモノがたくさんあり、ほっとする思いでした。
あれもこれも欲しいのに、どれもこれも買えないこの哀しさよ・・・!
でも、久しぶりにいろんな布を見ることができて大変幸せでした。

帰りに、ちょっとお茶をしたのですが、私たちが席につくや否や、隣のおばさまがチラチラとこちらを気にされている模様。
私は、最初の時点からその動向が気になっていたのですが、いざ、じゃあ写真を撮ろうということになったその時!ついにおばさまが口火を切ったのです。

どうやら、私たちの着方や、羽織の畳み方が気になっていたとのこと。
それもその筈です。
私は、着ていた切りビロードの道行きを乱暴に脱ぎ捨て、ぐるぐる巻きにして適当にほっぽっておいたのですから無理もありません。
しかし、いろいろ見てはしゃぎ、若干疲弊していた私は、ちょっと面倒くさいなぁと思いつつ、「こういったことは、わたしたちの世代が教えていくしかない」というある種の責任を感じているらしいおばさまのことばにも一理あるのか、と思いとどまり、素直にエレガントな羽織の脱ぎ方を教えてもらいました。
下はその復習に勤しむ私をくれまちさんが激写してくれた模様。で、できない・・・



店に入り、向かい合った人と和やかに会話を楽しみつつ、するりと袖を片方ずつ脱ぎ、はたりと小さく折り畳んでおくさまは何ともエレガントなことでしょう。



画像だと色味がわかりづらいですが、とってもきれいな淡いすみれ色のキモノにシックな刺繍の帯のくれまちさん。