2007/10/29

礼服について



ちりめんの色無地に袋帯を合わせて友人の結婚式へ。
真珠の帯留めを合わせました。

しかし、吹き荒れる嵐で、雨コートもきかない!
雨コートは丈はもちろんですが、身幅もた〜っぷりがよいのだなと実感しました。
暴風に見舞われてコートがまくれても、下の着物が表に出ないくらいの布の余裕は必須だ!
あまりにひどいので、予備の紐で着物をガバッとまくって、雨コートの下は長じゅばんという手段にでました。
それでも、上から吹き荒れる、風雨で、襟元が濡れたり、袖口が濡れたり、もうどうでもよく・・
でも、この色無地のちりめんの質感はとっても好きです。
ちりめんは本当によいです。とても佳いキモノです。



袂が70センチ以上ある、貝合わせの綸子に菊ともみじの丸帯。
このキモノ、いわゆる「小振袖」として、礼装と捉えてもよいのだろうか・・
でも、やはり柄ゆきが、今のものとはだいぶ違う雰囲気なので、臆病者のワタシは、何かと気がねの結婚式には着ていけないのであります。

2007/10/25

秋の装い



蔦の短冊の錦紗に、もみじの昼夜帯を合わせました。
今回はいつもと逆側の柄を出しました。
今までは、どうしてもグリーンのもみじを出したかったので、なかなか前面によい柄が出なかったようですが、オレンジのもみじだとぴったり前にくるようです。
でもやっぱりグリーンを出したい・・・
最近この黒い石の帯留めがお気に入り。

2007/10/24

柿の寒天よせ

気がつけば、やわらかく熟れていた柿。
前から気になっていた、柿の寒天よせを作ってみることにしました。

■ 材料

・熟れた柿のすりおろし 200cc〜480cc

・水 120cc〜400cc

※ 柿のすりおろしと水が合計600ccになるように

・寒天パウダー 4g

・砂糖 25g

■ 作り方

1、柿をスプーンでくりぬき、フードプロセッサーでピュレ状態にする

2、水と砂糖と寒天パウダーを鍋に入れ、寒天と砂糖を溶かす

3、1に2を加え、混ぜる

4、型に流し冷やす
 

そんな訳で、今冷蔵庫にて冷し中!

天然酵母パン

くれまちさんにお会いした時、手作りの、あまりにも!おいしい!!!天然酵母パンをいただき、今まで、興味はあるけど、いつかはやってみたいけど、だがだが絶対自分には無理だ〜と思っていたパンづくりに挑戦することに・・・!
まずは、冷蔵庫の中でかなり長期にわたって熟成されていた(=古い)ドライフルーツを水につけて、酵母作りです。

今年の春から、数年来あたため続けてきた念願のぬか漬けデビューを果たしてから、「菌」を育てるということが自分の性に、意外や意外、合っているのでは・・・?!と思っていました。

いきなりあんな、おいしいパンが焼けるとはまったく思ってはいませんが、いつか、これは本当に天然か?と思えるようなおいしいパンが焼けるようになれば、と期待に胸を膨らませています。ワクワク

< 記録 >

■10/23



■10/29



泡が出始めてからも辛抱強く待っていたら、微炭酸のようになり、液がだいぶ濁ってきた。
ワインのような、おいし〜い匂いがします。
それでも、トクトクトクトク〜というビールを想像し、待つ。

■10/30

2:30頃、酵母液を漉しとり、中種作りへ進むことを決心。

強力粉50g、酵母液50g、水5gを混ぜ、とろとろのヨーグルト状にし、瓶へ。

■10/31

朝起きると、中種が泡立ち、2倍に膨らんでいた。
匂いも甘くてとてもいい匂い。
泡立ちにむらがあったので、全体的に泡立つまでもう少し待ち、15:30頃、再度、強力粉40g、水40gを瓶に加え、混ぜ、もう一度泡立つのを待つ。



ふせんを貼って、膨らみの目安に。

■ その後・・・



40分も!捏ねた後、丸めて1次発酵開始。



約14時間程度かけました。1次発酵完了。



2次発酵は、オーブンの発酵機能を利用し2時間程かけて完了。
210℃のオーブンで30分ほど焼きます。



決してきれいな外見ではないですが・・・初めて焼けたパンに大いに感動。
あんなものからこんなものができてしまうなんて・・・!



味はとってもおいしい!!!
外はカリっと香ばしく、中はふんわり・・・しかも、全く酸っぱくない!!!
少なめの分量だったので、あっという間に食べ終わってしまいました。

全粒粉とかいちぢくとか入れて、健康的な黒パンを作ってみたいです。

2007/10/19

世田谷美術館へ

くれまちさんと一緒に、世田谷美術館へ行ってきました。
用賀倶楽部でランチをいただき、世田谷美術館まで続いている砧公園の緑の中、散歩を楽しみました。



くれまちさんは、ところどころに壷が置かれたシックな縮緬のキモノに、精緻な刺繍が施されたすずめの帯を締めてらっしゃいました。
私は、暈しが入った錦紗のキモノに、お花の帯を合わせました。



稲穂にすずめとは、何と秋らしい。



美術館の前で。
世田谷美術館では「福原信三と美術と資生堂」という企画展がやっています。
昔の化粧水や香水の小瓶、おしろいのケース、かわいらしい包装紙に包まれた小さな石鹸、おしゃれな缶・・・などなどが展示されていました。
昔のものの、色合いの淡さおしゃれさ、デザインの細かさはたまらないものがあります。



美術館に併設されているお店で、お茶をし、いろんなことをお話ししました。
帰り道は、あまりにも話に夢中になりすぎて、暮れゆく用賀の町で道に迷ったり・・そんなことがまた、とても楽しかったです。
本当にどうもありがとうございました!

2007/10/07

あまりにも!楽しい休日



みーこさんが遊びに来てくれました!!



みーこさんは、お花畑のキモノにねこ帯。
こっくりした色の瑪瑙の帯留め。



わたしは、トリトユキさんで買った菊のキモノに、いつもの帯を合わせました。



盆略点前でお茶を点てておもてなししてみました。
こういう「ごっこ」みたいなのが何だかとても楽しいお茶なのだ。
他のお点前はいつまでたっても全然覚えられないのでありますが。
お茶は、甘みがつよいと評判の上林という宇治のお茶です。



うわさの桃肌ねりきりと桃肌ミーキョ



おうちであれこれ楽しんだあと、下北沢へ!!
まずはかわいいお店、トリトユキさんへ。ユキノさんのだんなさまもいらっしゃって、本当にたのしかったです。
そして、わたしはまたもやきれいなすみれ色の八掛にやられ、難易度高なキモノを買ってしまいました。うーーーむ、とてもかわいいキモノなので、そのかわいさをちゃんと生かした着こなしができればよいが・・・殺してしまいそうな、自分がいます。がむばりマッスル!



一緒に撮っていただきました!



トリトユキさんの後、いろいろ見つつ、茶沢通りに出て、ミケネコ舎へ行きました。
ぜひともミーキョと一緒に行きたいと思っていたので、今回すんなり入れて本当によかった!
アップルパイをいただきました。ここは本当に、珈琲はもちろんだけど、ケーキもとってもおいしいです。

その後は、またお買い物を楽しみ、いったんうちへ帰って、ひーちゃんとにしくんと4人で月島に行きました。
いろんなところに行ってもなかなか今日という楽しい一日が終わることがなくて、それがとてもうれしく、そしてまた楽しいのです。
しこたまもんじゃをくらった後、静かな下町月島を歩いてきました。

2007/10/02

そしてねりきり



ねりきり
桃のように見えますが、「菊」だそう。
どこのかは内緒。とってもおいしいです。
うちに来た人にはごちそうしてあげましょう。



おうちで盆略。
お茶碗がちょっと季節外れですが、まぁよしとしておこう。

図工室の椅子



昔こんな椅子あったなぁ、と懐かしく採用。
植物は、ピレア・グラウカ・グレイジー。
明るい日陰ですくすく育ってます。



ユーカリの木。
日当たりを好む植物のようですが、何とかここでがんばってくれ!!



キャットテール。
この子も日当たりを好むようだ・・・
むーん
何とかがんばってくれるとよいですが、ちょっと心配。
玄関先でゆらゆら風にそよいでいる姿はとてもかわいい。