2008/05/31

趣味について 〜村上春樹『ノルウェイの森』編〜

「たぶんいろんな感情をもっともっと外に出した方がいいんだと思うね、君も僕も。だからもし誰かにそういう感情をぶっつけたいんなら、僕にぶっつければいい。そうすればもっとお互いを理解できる」
「私を理解して、それでどうなるの?」
「ねえ、君はわかってない」と僕は言った。「どうなるかといった問題ではないんだよ、これは。世の中には時刻表を調べるのがすきで一日中時刻表読んでる人がいる。あるいはマッチ棒をつなぎあわせて長さ一メートルの船を作ろうとする人だっている。だから世の中に君のことを理解しようとする人間が一人くらいいたっておかしくないだろう?」
「趣味のようなものなのかしら?」と直子はおかしそうに言った。
「趣味と言えば言えなくもないね。一般的に頭のまともな人はそういうのを好意とか愛情とかいう名前で呼ぶけど、君が趣味って呼びたいんならそう呼べばいい」

2008/05/25

ロマンチックに好きして



どこへいくわけでもなく、単衣の着物を着てみました。
こういう紫色、好きですなぁ。
昔は、デートの時、こんなの着たのかしら?
ふふふ・・

休日午前のよしなしごと

どうも。
空前の第4次こんにゃくブームを迎えているちえじい@黄楊道です。

休日の、誰もいない午前。
雨が降っていれば尚よし。
チェットベイカーをちょっと大きめにかけて、明かりもつけず、めずらしくお茶を甘くなんてしてみて飲んでみたり。

バター不足の昨今、ふんだんにバターを塗って食べる、パン屋さんのパンのおいしいこと!
外からは雨音が聞こえて、
ああ、今日はどこも行かない!

部屋も、何もかも、先週の忙しさを物語っていて、散らかり放題。
でも、まだ、いいや。

昨日は、久しぶりに暮らし家さんへ行って、洗い張りをして仕立て直しをしてもらった絽の着物をとってきました。
ついでに、夏帯一本・・・

どちらかというと「合わせ買い」より、血の逆流するような激しい購買意欲に突き動かされる「単品買い」の方が得意なのですが、今回は、頭脳プレーならぬ、よろよろテンションのまま決断を迫られる「合わせ買い」をしました。
家に帰って、さまざまな着物に置いてみて、そんでもって、合ってくれたので、とりあえず、ほっ。

帯、
冬は染め、夏は刺繍、がわたしの箪笥の定説でしたが、織りの帯は、ちょいといい薄物なんかに合わせてみたいです。

昨日は、会社の同期会でした。
日々、会社といえば、うちのオフィス、とどっぷり浸かりきってしまっていましたが、久しぶりに同期のメンバーに会ってみると、会社を横つながりに見ることができ、視界が拓けた気持ちです。
入社して、数カ月、みんなそれぞれの思いを抱えながら、語り合う、休日の夜更け。
仲間は大切にしなくてはいけませんね。仲間は大切だ。
野心はそれぞれに、われらがプリンを横目に、一日が終わっていくのでありました。

幸せな休日の午前。
そんなAMの魔法が徐々に薄らいでいくのを感じながら、そろそろ、部屋でも片付けようかな、なんて気持ちよく思うのでありました。
あとで、できたら、コーヒーでも飲みにゆきたい。

雨だけど。

雨だけど。

2008/05/11

マニキュアがかわかない

・・・なんていうと、古い唄のようですが。

最近フレンチネイルというものに凝っています。
そう、あの、二色刷りネイル。
フレンチネイルは昔っから好きで、確か「プチセブン」とかで見て、かわいーと思った記憶があります。
ネイルに限らず、あまりデコラティブなものが好きでないので、何やらラメをのせたり、石を貼ったりせず、この、塗ってるんだか塗ってないんだかの微妙な自己満足がすき。

そんなわけで、ご飯が作れません。

おなかすいた・・・