2007/07/29

阿佐ヶ谷散策



阿佐ヶ谷のうさぎやでかき氷を食べました。



もうすぐ取り壊されてしまうという、阿佐ヶ谷住宅。
近々もう一度ゆっくり行きたい。

2007/07/28

ひとめぼれの続きは、

私が生まれる前にはもうすでに建っていたという築30年にもなるこの古い木造のアパート。
おもしろいことに、それぞれみんなドアの色が違うのです。
レモンイエロー、オフホワイト、ペパーミントグリーン、そしてここの部屋は赤いドア。



ドアの上はガラスが嵌めてあるのですが、なんておしゃれなのでしょう!
パチリと音をたてて点く丸い明かりにほひとめぼれしました。
壁についている部分はモスグリーン。



水色と白のタイルが市松に敷きつめられた床に、豪快にクリームを塗りつけたような、白いペンキ塗りの壁。



ペコッとはめてあるプラスチックのあかり。

すてきな会話 〜随分ずるいわ編〜

「ナオミちゃん、もう起きたかい」

「ええ、起きてるわ、今もう何時?」

「六時半だよ、今朝は僕がおまんまを炊いてあげようか」

「そう?昨日あたしが炊いたんだから、今日は譲治さんが炊いてもいいわ」

「じゃ仕方がない、炊いてやろうか。面倒だからそれともパンで済ましとこか」

「ええ、いいわ、だけど譲治さんは随分ずるいわ」


                    谷崎潤一郎『痴人の愛』より

最近のお買い物



東雲ちりめんの6月の単。



縮みの着物。柄ゆきが楽しい雰囲気。

ハニーマスタード

今日の朝の一品です。
完熟トマトとアボカドのハニーマスタード和え。庭で採れたバジルを添えてちょいとカフェ風。
食べるときはぶちぶちちぎります。
オーガニックのマスタードを見つけたのですが、これがまたかなりおいしいのです!!



器は若い作家の方のすてきな器をセレクトしているお店で見つけた片口。
深い土の色とざらっとした猫の舌のような肌ざわりが素朴なようで、非常に薄く上品さがあります。いつかぱりっといってしまいそう・・・
大切にしなくては。

2007/07/26

誰にも見えないベランダ

何もかもをすぐさま好きになったけど、本当にひとめで愛したこのベランダ!
この、石のたたきがおしゃれでしょう。
下は庭のように見えますが、本当はもともと駐車場だったもよう。
下の階の方が丁寧に手入れをしてくれているおかげで、青々とした原っぱになっています。
これが芝生ではなく、「雑草」というのだからすごいなぁと思うのです。
緑の中にたまにひょっこり花が咲いている草が伸びてたりして、また隅っこに適当に置かれた植木鉢が何ともかわいらしいのです。



わたしの住んでいる部屋はいちばん角です。
近隣の庭々を一望できます。
サワサワと風を感じさせてくれるのもこの木々のおかげ、
ここちよい雨音を楽しませてくれるのもこの木々のおかげ、
日曜日の朝をこの上なく美しく見せてくれるのもこの木々のおかげ!



上の写真は引っ越してきたばかりのときの写真ですが、今はいくつかの植物を育てています。
梅雨の合間にカーッと晴れた日、一日で真っ赤に染まったミニトマト。



これからどんどん赤くなっていくことでしょう。

2007/07/23

実家にて



前日と同じ縮みのキモノにあじさいの絽帯を締めてみました。
あじさいはもうすっかり終わりですが、まぁいいか、と。
実家の庭は緑・緑・緑!
右手前、レモンの木にはちいさなレモンたちがいっぱいなっています。

2007/07/21

ミーコさんとおでかけ

今日はみーこさんと暮らし家さんに行ってきました。
ミーコさんはあやめの絽の着物、私は絹ちぢみの着物を着ました。



お昼は車家さん。
何回来てもあきません!
昨年も食べた、完熟有機トマトの冷やしそばを食べました。
さっぱり滋養に富んだ夏の味でおいしいのです!



涼やかなミーコさん。



ともこさんとも撮っていただきました!



暮らし家さんのお店の入り口のところにある「素敵スペース」で、未悠さんとミーコさんと。
軽井沢の古いサマーハウスにしっくりくるようなかわいい家具たちが飾られています。



ママさんともこさん、写真撮影ありがとうございます。



ミーコさん、モデルありがとう!!
また撮らしておくれ〜

2007/07/20

古い伊達締め


水曜日、閉店間際ぎりぎりセーフで駆け込んだ、トリトユキさん。
誰にも使われることないまま真空パックされた(古くてきっとそうなってしまったのでしょう)古い伊達締め見つけました。
今のものよりもいくぶん幅狭で、色づかいもハッと目が覚めるような紫色、それがパキッとした白としましまになっています。
こんなの初めて見ました。うれしい!
昔の人はこんな小物を使ってキモノを着ていたんだ・・・と、なんだかじんとしてしまうような、しみじみとした気持ちになりました。
キリキリと清々しく締まるであろう絹の音を想像するとわくわくします。

他には、鉛色の黒い石がミステリアスな帯留めを購入。
紐がベルト式になっています。
ふと思ったのですが、ベルト式って、帯留めを紐から外せないから、この組み合わせはもしや永遠?!

お店のユキノさんとあれこれお話をして、夢がふくらみます。。。

わたしもがんばらなくては!!

2007/07/17

初夏の軽井沢 二日目








今回なにかすてきな雰囲気漂う蕎麦やを見つけました。
さすが、西くんの勘がぴたりと当たり、久しぶりに本当に美味しい蕎麦でした。
車家、座忘に並ぶ名店!
これから軽井沢に行くたびに寄ることになるでしょう。
開店前の店内は、がらんと静か。
蕎麦やの音楽のない、静かな雰囲気はとても好きです。
美味そうに蕎麦をすする音が響く感じ、そう、蕎麦なんてモンには、談笑など要らないのです。



蕎麦 はなふさ
0267-46-6188
北佐久郡軽井沢町大字長倉1891-38



あざみのジョーゼットにあざみの絽帯であざみ尽くし。

初夏の軽井沢 一日目






軽井沢へ行ってきました。
一日目は、絶え間なく雨が降っていましたが、着るのをずっとずっと楽しみにしていた、あさがおのジョーゼットにあざみの帯を締めました。
半襟は、なでしこの刺繍で、夏の花づくし。



繊細な夏の刺繍、本当に好きです。

2007/07/12

あれこれ雑談

キモノはたまた帯を選ぶ条件に、私の場合は「状態」というものがあって、アンティークのキモノが好きと言っている割りにこんなことを言うなんてあまりに贅沢すぎるのかもしれませんが、触った指にふっくりと柔らかに抵抗してくる弾力があるものにこそ、こころ惹かれてしまいます。

私は夏のキモノが好きなので、このシーズンは多少無理をしてでも好きなもを集めたいという気持ちが高まって、すでに単を3枚、絽帯を買ってしまったのですが、やはりオークションはだめね〜と思う次第。
かといって、最近じゃお店に見に行ってもなかなか好むものに出会えず、そうなると、出会いの場を広げるべく、頼るべきものはワールドワイドウェブてなわけで。

しかし、色柄は画像でわかるのですが、布の余力や質感、つまり私がもっとも重視しているポイントはどうしたって、一か八かのあてずっぽうになります。

今回、東雲ちりめんの単を落札したのですが、私が希望的に期待していた「単ちりめん」とは微妙に違っていて、あの、「単ちりめん」(本当にこの呼び方で合っているのかは不確かですが)の、ふくふくとやわらかでおおまかな美しいシボのものでなかったのがちょっと残念ですが、縁あって自分のところにきてくれたのだから、まぁ仕方ありません。

私は夏は青いキモノが非常に多いので、青いキモノに合うような帯がほしいのですが、ほんっとうに、なかなかよいと思えるものに出会えません!



これは今回購入した、アザミの帯。
どうしても、あの、アザミのジョーゼットのキモノに、アザミの帯を合わせ、アザミづくしにしたかったので、とてもうれしい。
大胆な刺繍はアンティークモノの大きな魅力のひとつですナ。

2007/07/10

今日のごはん



今日は、パワーが出そうなごはんが食べたい気分だったので、久しぶりに牛丼にしました。
極上みりんと極上醤油だけでシンプルに味付けします。
しかも、たまねぎを炒めることもせず、すべての具材を一気に鍋に放り込むだけでかなりお手軽。しかもうまい!
お味噌汁は大根と油揚げ。
真っ赤なトマトには、ベランダで採れた青じそを。
もずくにきゅうりとみょうがを加えると、ぐっと夏っぽい味わいです。
もうちょっと緑の野菜を食べないとだめですね。
でも、ごはんは発芽玄米入りです。ふっふっふ

2007/07/08

久しぶりに黒茶屋へ



今年初めて着るジョーゼットのキモノ。



昨年も活躍してくれた、ステンドグラス帯に水晶と紫水晶が三連になっている帯留めを合わせました。



川のせせらぎ、蛙の鳴声、ふんだんな緑、そして夏の味覚!



これは牛肉の朴葉みそ。炭火焼と一緒に楽しみました。
しかし炭火焼はあまりにも暑かった・・・!



料理は途中かなり抜けています(写真)。
これは最後の「お食事」です。
最終段階にしてやっと写真を撮るのを思い出しました(笑)。

おいしかったし、本当によい時間を過ごすことができました。

2007/07/01

百合の単



家の近くにて。





先日買った百合が大胆に描かれた錦紗縮緬の単のキモノ。





本当は今日からもうすものですが、どうしても今年のうちに着たかったので着てしまいました。





日本の夏の風情はやはりいいなぁ。