2007/07/29
2007/07/28
すてきな会話 〜随分ずるいわ編〜
「ナオミちゃん、もう起きたかい」
「ええ、起きてるわ、今もう何時?」
「六時半だよ、今朝は僕がおまんまを炊いてあげようか」
「そう?昨日あたしが炊いたんだから、今日は譲治さんが炊いてもいいわ」
「じゃ仕方がない、炊いてやろうか。面倒だからそれともパンで済ましとこか」
「ええ、いいわ、だけど譲治さんは随分ずるいわ」
谷崎潤一郎『痴人の愛』より
「ええ、起きてるわ、今もう何時?」
「六時半だよ、今朝は僕がおまんまを炊いてあげようか」
「そう?昨日あたしが炊いたんだから、今日は譲治さんが炊いてもいいわ」
「じゃ仕方がない、炊いてやろうか。面倒だからそれともパンで済ましとこか」
「ええ、いいわ、だけど譲治さんは随分ずるいわ」
谷崎潤一郎『痴人の愛』より
2007/07/26
誰にも見えないベランダ
何もかもをすぐさま好きになったけど、本当にひとめで愛したこのベランダ!
この、石のたたきがおしゃれでしょう。
下は庭のように見えますが、本当はもともと駐車場だったもよう。
下の階の方が丁寧に手入れをしてくれているおかげで、青々とした原っぱになっています。
これが芝生ではなく、「雑草」というのだからすごいなぁと思うのです。
緑の中にたまにひょっこり花が咲いている草が伸びてたりして、また隅っこに適当に置かれた植木鉢が何ともかわいらしいのです。
わたしの住んでいる部屋はいちばん角です。
近隣の庭々を一望できます。
サワサワと風を感じさせてくれるのもこの木々のおかげ、
ここちよい雨音を楽しませてくれるのもこの木々のおかげ、
日曜日の朝をこの上なく美しく見せてくれるのもこの木々のおかげ!
上の写真は引っ越してきたばかりのときの写真ですが、今はいくつかの植物を育てています。
梅雨の合間にカーッと晴れた日、一日で真っ赤に染まったミニトマト。
これからどんどん赤くなっていくことでしょう。
この、石のたたきがおしゃれでしょう。
下は庭のように見えますが、本当はもともと駐車場だったもよう。
下の階の方が丁寧に手入れをしてくれているおかげで、青々とした原っぱになっています。
これが芝生ではなく、「雑草」というのだからすごいなぁと思うのです。
緑の中にたまにひょっこり花が咲いている草が伸びてたりして、また隅っこに適当に置かれた植木鉢が何ともかわいらしいのです。
わたしの住んでいる部屋はいちばん角です。
近隣の庭々を一望できます。
サワサワと風を感じさせてくれるのもこの木々のおかげ、
ここちよい雨音を楽しませてくれるのもこの木々のおかげ、
日曜日の朝をこの上なく美しく見せてくれるのもこの木々のおかげ!
上の写真は引っ越してきたばかりのときの写真ですが、今はいくつかの植物を育てています。
梅雨の合間にカーッと晴れた日、一日で真っ赤に染まったミニトマト。
これからどんどん赤くなっていくことでしょう。
2007/07/23
2007/07/21
2007/07/20
古い伊達締め
水曜日、閉店間際ぎりぎりセーフで駆け込んだ、トリトユキさん。
誰にも使われることないまま真空パックされた(古くてきっとそうなってしまったのでしょう)古い伊達締め見つけました。
今のものよりもいくぶん幅狭で、色づかいもハッと目が覚めるような紫色、それがパキッとした白としましまになっています。
こんなの初めて見ました。うれしい!
昔の人はこんな小物を使ってキモノを着ていたんだ・・・と、なんだかじんとしてしまうような、しみじみとした気持ちになりました。
キリキリと清々しく締まるであろう絹の音を想像するとわくわくします。
他には、鉛色の黒い石がミステリアスな帯留めを購入。
紐がベルト式になっています。
ふと思ったのですが、ベルト式って、帯留めを紐から外せないから、この組み合わせはもしや永遠?!
お店のユキノさんとあれこれお話をして、夢がふくらみます。。。
わたしもがんばらなくては!!
2007/07/17
2007/07/12
あれこれ雑談
キモノはたまた帯を選ぶ条件に、私の場合は「状態」というものがあって、アンティークのキモノが好きと言っている割りにこんなことを言うなんてあまりに贅沢すぎるのかもしれませんが、触った指にふっくりと柔らかに抵抗してくる弾力があるものにこそ、こころ惹かれてしまいます。
私は夏のキモノが好きなので、このシーズンは多少無理をしてでも好きなもを集めたいという気持ちが高まって、すでに単を3枚、絽帯を買ってしまったのですが、やはりオークションはだめね〜と思う次第。
かといって、最近じゃお店に見に行ってもなかなか好むものに出会えず、そうなると、出会いの場を広げるべく、頼るべきものはワールドワイドウェブてなわけで。
しかし、色柄は画像でわかるのですが、布の余力や質感、つまり私がもっとも重視しているポイントはどうしたって、一か八かのあてずっぽうになります。
今回、東雲ちりめんの単を落札したのですが、私が希望的に期待していた「単ちりめん」とは微妙に違っていて、あの、「単ちりめん」(本当にこの呼び方で合っているのかは不確かですが)の、ふくふくとやわらかでおおまかな美しいシボのものでなかったのがちょっと残念ですが、縁あって自分のところにきてくれたのだから、まぁ仕方ありません。
私は夏は青いキモノが非常に多いので、青いキモノに合うような帯がほしいのですが、ほんっとうに、なかなかよいと思えるものに出会えません!
これは今回購入した、アザミの帯。
どうしても、あの、アザミのジョーゼットのキモノに、アザミの帯を合わせ、アザミづくしにしたかったので、とてもうれしい。
大胆な刺繍はアンティークモノの大きな魅力のひとつですナ。
私は夏のキモノが好きなので、このシーズンは多少無理をしてでも好きなもを集めたいという気持ちが高まって、すでに単を3枚、絽帯を買ってしまったのですが、やはりオークションはだめね〜と思う次第。
かといって、最近じゃお店に見に行ってもなかなか好むものに出会えず、そうなると、出会いの場を広げるべく、頼るべきものはワールドワイドウェブてなわけで。
しかし、色柄は画像でわかるのですが、布の余力や質感、つまり私がもっとも重視しているポイントはどうしたって、一か八かのあてずっぽうになります。
今回、東雲ちりめんの単を落札したのですが、私が希望的に期待していた「単ちりめん」とは微妙に違っていて、あの、「単ちりめん」(本当にこの呼び方で合っているのかは不確かですが)の、ふくふくとやわらかでおおまかな美しいシボのものでなかったのがちょっと残念ですが、縁あって自分のところにきてくれたのだから、まぁ仕方ありません。
私は夏は青いキモノが非常に多いので、青いキモノに合うような帯がほしいのですが、ほんっとうに、なかなかよいと思えるものに出会えません!
これは今回購入した、アザミの帯。
どうしても、あの、アザミのジョーゼットのキモノに、アザミの帯を合わせ、アザミづくしにしたかったので、とてもうれしい。
大胆な刺繍はアンティークモノの大きな魅力のひとつですナ。