おばあちゃんの娘時代の写真
明治44年生まれの祖母に、娘時代の写真をねだって貰ってきました。ようやく出てきた一枚です。
時代としてはまさに大正でしょうか。
左側のちょっとぽっちゃりしているのが祖母です。
多分お召のキモノに、錦紗と思われる長羽織。
縞のところどころにお花と葉っぱが。色は薄紫だったとのことです。
そうそう、袂がやっぱりこのくらい長くて。
祖母に、隣の人は、と聞くと「なかま」とのことでした。
友達なのでしょう。
写真が貼ってある台紙には「TANIZAKI SHIBUYA」と写真館の名前と思われるものが印刷されています。
この日はお祭りか何かだったとのことでした。
お友達のキモノは地紋が入っているようなので、紋錦紗か、綸子か。
羽織は縮緬でしょう。こういう雰囲気の羽織、たまに見かける!!!
ショールは祖母が編んだものとのこと。
おばあちゃんは、こんな時代を本当に生きていたんだ、
こんな時代が本当にあったんだ、
私が好きで集めた古いキモノたちも、本当にこんなふうに昔誰かが着ていて、それが何十年もの時間を経て、この時代に遺って、今こうして自分の手もとにあるんだ・・・
あまりにも感慨深くて、昨日からこの古ぼけたセピア色の写真ばかり眺めてしまいます。
おまけ↓
おばあちゃんとぴぽちゃん
さらにおまけ・・・
わたしとぴぽちゃん
2 Comments:
おばあちゃんに、ちえじいに、ピポちゃん、たまらん!かわいい~!
でしょでしょでしょ!!!かわいいでしょ!!
もー、ぴぽにはめろめろなのだ。
わたしも今の家で何か鳥を飼いたいなぁと思うのだが、、、いかんせん、かわいそうな(寂しい)思いなどさせてしまいそうで、踏みとどまっているのだよ。
おばあちゃん、なかなかおしゃれで美人でしょ。モテたらしいぜ。
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