2009/05/24

日曜日のつれづれ

今日は、久しぶりに下北沢へ行った。
露崎商店が取り壊されてしまってから、わたしのこころは下北沢からずっと遠いところへ行ってしまったけれど、久しぶりに行ってみるとやはり楽しい町だ。

まず、駅を出てすぐの長谷川さんへ行き、本当に久しぶりに着物を見る。
着物は冬に着て以来全然着ていないけど、わたしにとってはこれからの数カ月が、着物の季節なのです!

と、書いていたら、キョロちゃんが、くちばしいっぱいにエサの殻をたっぷりつけて、慌てて前につんのめりながらカゴからピョンと飛び下りてきました。
・・・あんまりまぬけであんまりかわいく、思わず笑ってしまったよ!
ぜひとも写真に収めたかったけど、いかんせんうちは照明が暗すぎて、この時間帯の写真撮影は不可能。
そして、わたしの手にくちばしをなすりつけ、殻を取るキョロちゃん。
おもしろすぎる・・・!

キョロちゃんは大のカゴきらいの鳥だった。
「だった」っていうのは、大分入るようになってきたから。
いろんな文鳥のサイトを見たり、俺と文鳥と東京とというとてもすてきなブログをやってらっしゃる俺ブンさんに聞いたりしつつ、この数日間、キョロちゃんに、カゴ=自分のおうちと思ってもらう計画が着々と進んでいたのです。

まず、私がこの計画を進めるにあたって、止めたことは、強制的にカゴに入れること。
うちのキョロちゃんは、一人暮らしの一羽飼いなので、日中はさぞ寂しかろうと、うちに来てもらってからわたしは今までの自分を考えると異様と言っても過言ではないくらいの早起き人間になってしまった。
5時台に起き、6時過ぎからはキョロちゃんタイム。
うちのボロアパートは、真東向きなので、部屋いっぱいの朝日を浴びることができるから、キョロちゃんも幸せそうで楽しそうによく動き回るし、わたしも大変気持ちがよい。
朝、カゴカバーを外し、すぐにカゴを開け、出てくるタイミングはキョロちゃんにおまかせする。
ちょっとエサを食べてから出てくるときもあるし、さっきみたいに慌てて飛び出てくるときもある。
でもどちらの時にも共通しているのは、外に出たい余り、あんまりエサをたっぷりとは食べずに出てくるので、しまうときはエサにつられてわりとすんなり入ってくれるようになった。
イヤイヤするときは、カゴの中にちょっと入れた手のひらにエサをのせ、キョロちゃんに食べさせはじめたところで、スッと入れるのではなく、顔で、背中やお尻をちょいと押して、入るよう促すと、意外に、「あ、そう?」と言う感じで入ってくれる。
手で促すとすんごいいやがるのに、なんでだろ??
ちょっと前までは、このやり方が定着もしていなかった上、家を出るぎりぎりの時間まで放鳥していたため、わたしもこころの余裕がなく、毎朝ヒヤヒヤしていた(実際、キョロちゃんが入らず、会社を遅刻したこともある)。
でも今は、わたしも余裕をもってキョロちゃんをカゴに送り届けられるよう、7時半には必ずキョロちゃんにはカゴに入ってもらうことにした。
そして、キョロちゃんも納得した面持ちでぱくぱくとご飯を食べる。

週末なんかは少し多めに部屋で一緒に過ごすので、カゴは洗濯バサミで開けっ放し。
おなかが空いた時、自分から入って、そしてまた出てこられるようにしている。
そんなことを繰り返すうちに、前よりカゴをいやがらなくなったような気がする。

で、下北沢の話に戻そう。

今日は、ついに千鳥の豆皿を買ってしまった!しかも破格で。
さすが下北沢です。
あとは、ミケネコ舎の変身後のお店、コフィアエクスリブリスで、レモンタルトを食べコーヒーを飲み、豆も買って、帰ってきた。

そういや、夏は着物の季節と言ったが、今日、ちぢみの着物の洗い張り、仕立て直しのが上がってきた。
身幅も裄も身丈もたっぷり。
この夏はぜひこれを着よう。