2007/12/17

夏よ来い(つれづれ)

あーうー
この季節になると、というよりいつ何時も愛してやまない夏キモノ。
今、自分のブログの6月7月8月9月だけを遡って見ていたのですが、むーーー、夏もの、着たい・・・
そもそもワタシは重ね着なんぞにはまったくもって興味がなく、とにかく、あのうすーいのが着たいのよ。
思い描く夏はいつだってひたすら涼しい。
蛍とかが飛んでいて(見たことないけど)、虫たちは鳴き、遠い花火の音、空気はあくまでさらっとしていて、そんな夕闇にぼんやり浮かぶこの世のものとは思えない透けているキモノ。
幻想的すぎて、考えるだけで死にそうだ。
第一、着物が透けているというこの由々しき事態、どうなんですか???フンガー!!

今、絽のキモノを洗い張り&仕立て直しに出しているのですが、あーワクワク。
年明けには仕上がってくるとのことで、この胸の高鳴りはもう誰にも止めることができません。
夏帯も2本仕立て直してもらったので、向かうところ敵なしなのであります。

ワタシの箪笥は、1段目が6月9月の単衣、2段目がうすもの、3段目が夏帯、4段目が大切な袷(錦紗など)、5段目が袷帯、6段目が、2軍の袷たち、7段目が襦袢、羽織類、と分類されているのですが、もう箪笥に余裕なし。
でも、2軍たちを売っぱらって1段目、2段目、3段目を肥やしたい・・・などとひたすら夢想しているわけです。
ああ、悲しいかな、今の季節どこ覗いても夏ものなんて売っておらず。
店主の趣味で一年中うちは夏ものしか扱わん!そんな気概のある店があったらなぁ。