2006/09/27

9月最後のお稽古

今日は純粋にお茶のお稽古について書きます。

今日は9月最後のお稽古でした。
前回、前々回と遅刻続きだったので、今日は遅刻しないで行こうと思い、13時半ちょうどには、先生宅に着くようにしました。
私の通っている教室は、幸い厳しいところではないのですが、遅刻をすると何から何まで焦ってしまい、いざお点前を始めるときも、なにか、こう、心がざわざわするような気がするのです。
中腹になってようやく落ち着いてくるのですが、余裕をもってお稽古に臨んだ方が、気持ちも落ち着いていて、最初から集中してでき、スーッと心地よいのです。

本日のお稽古は、棚を使った薄茶平点前と、棚を使った濃茶平点前、ってちょっと待ってくれー!!
まだ全然追いついていっていません・・・
でも、不思議なことに、次のステップに進むと、ひとつ前のものが何だか簡単に感じるような、気がしないでもないのです。
ちなみにお茶杓の御銘は、私は「夏の名残」と「玉兎」にしました。

単でのお稽古も今日で最後です。
いつもの薄い青っぽい紗綾型文様の紬に、祖母のお下がりの茶色い単の帯を締めて、お稽古してきました。

再来月にある、野点では、また盆略点前でお点前するので、来月後半は、野点に向けた盆略点前の練習もするそうです。
久しぶり!!
あの、全ては盆の上で、といういかにもシンプルな形式がとても好きなので、ちょっと楽しみです。
もう手順は覚えているはずなので、お点前の美しさにひたすらこだわって練習したいなぁと思います。

5月の野点の時は、新緑にちなんで、山吹色に緑の葉っぱがぼてぼてと大胆に描かれている現代モノ(といっても、昭和〜な感じですが)を着ましたが、この秋はどうするか・・・
実は以前、秋の野点にいかにもぴったりなもみじづくしの、しかも新品同様の着物を、骨董品やさんで見つけたのですが(おそらくまだあると思われます)、ずいぶん値段が張っていたし、やはり今回は諦めて、藤色の色無地に、もみじや菊が豪華なアンティークの丸帯を締めて行こうか、なんて迷います・・・
この迷う時間が楽しくもあり、またいろいろとほしくなってしまったりもし、非常に、ああ、悩むのであります!!