2006/10/28

京都へ(1日目/到着〜イノダコーヒー)

先日、ひとりでふらっと京都へ行ってきました。
今回はすべてキモノで行ってきました。



行きは夜行バスだったので、朝6時に京都駅に到着・・・
昨日のままの着付けで、昨日のままの顔で、うすらぼんやりしながら、北野天満宮行きの市バスを見つけ、そのまま骨董市へ行ってきました。
これは、北野天満宮のすぐ目の前にあるお店「あわ餅所 澤屋」というお店の粟餅です。
朝いちばんのまだ温かい搗きたてのおもちは、とろけそうに柔らかく、おいしいかったです。

今日は紗綾形のちりめんのキモノに、男ものの襦袢の柄みたいな色合いの扇子の染め帯、+鉄色帯揚、水晶の帯留で、わりと渋めにしてみました。
宿の近くの石塀小路にて。







あわ餅をいただいた後、バスで祇園まで行き、そこから徒歩で宿まで向かいました。まだ午前だったのを無理言って部屋に上げてもらい、キモノを着直し、荷物を置いて、スッキリ!!まず青蓮院へ。



青蓮院は、何となく、こざっぱりとしていて控えめで上品という感じ(?)がして、好きなお寺です。静かで美しい庭園を見ながら、ゆっくりしてきました。



青蓮院から、「やや」さんへ移動。
京都は縮緬のよい着物や大正ロマンな雰囲気の素敵なものがやっぱり多いな〜と思いました。
銘仙も、地味なのではなくて、おしゃれでかわいいものがいっぱいあります!
でも、私はコレは、というものに出会わず、残念なようなホッとしたような・・・
この半襟は、汚れが結構きつく出ているので、素材用としてかなりお買得になっていたものです。でも、折り方を工夫すればまだまだきれいなところがいっぱいあります!



圧倒的な睡眠不足でフラフラになりながら、イノダコーヒーへ行こうと思ったのですが、その前に、と前回の旅の時から気になっていた足袋やさんへ行ってみました。
かわいいボタンインコと一緒に店先でひなたぼっこしているおばあさんとインコや足袋の話をしながら、おじさんに足袋のサイズを見てもらい、一足購入。
ずーっと足袋だけで営業している老舗のお店です。



そしてようやくイノダコーヒーへ。イノダコーヒーは前回の旅で行ってから大好きになってしまいました。イングリッシュ・ジェントルマンのように上品に洗練されている雰囲気がたまらない〜ということで、這うようにして、「イタリアン」という昔ながらのナポリタン・スパゲッティーを注文。

給食に出てくるような太い麺!懐かしいこの味付け!
なんて言うんでしょう、カツレツとか、ビーフシチュウ、オムライス、カレーライス、みたいな、「洋食」の仲間として味わいたいこのスパゲッティー。おいしいんです。粉チーズをたっぷりふりかけていただきました。