2005/04/29

矢絣のお召

陽に当たって光って見えるけど、本当はもう少し落ち着いた渋い色です。
実はこれの矢絣のお召は、八重山に行った時、石垣島で見つけました。
胴裏も袖裏もぞっくり紅絹、八掛はまったくきれいなたまご色の錦紗縮緬と、とっても丁寧に作られています。
また、表地は美しいしぼがあって、つやとハリがあるしなやかなもので、状態もとってもよいのがびっくりするような価格!
幸田文の『きもの』を読んでから、矢絣のお召がほしいと思っていた矢先の出会いでした。

この日は、母と二人でドライブで都民の森まで行きました。(もちろん私が運転担当)しかし、都民の森の板張りの階段に、微妙な隙間があるんですよ。私は畳の高下駄を履いていったんですが、見事にはまった!しかも取れた!!それも両足!!!仕方なく一枚歯の下駄で帰ってきました。
帰りには前にも行ったことのある、あきる野市にある広徳寺に寄りました。かやぶき屋根のすごく風情のあるお寺で、鳥のさえずり声が響きわたる中、ぐるっとひとまわりして帰ってきました。